早めに治しておきたいお口のトラブル

ちょっとした日常の生活習慣の悪習癖は、見逃すことで複雑化してしまいます。
また単純な乳歯の接触が原因で起きる前歯の正中のズレや顔のゆがみは見逃さず、早い時期に解決すべきです。

ちなみに顔や頭部の形成は成人を100%として6歳では80%、12歳では90%が完成します。
ですから乳歯列期に歯並びや骨格に対して悪影響を及ぼす悪習癖や環境については、積極的に改善してあげなければなりません。

指しゃぶり 爪かみ

指しゃぶり 爪かみ指しゃぶりや爪かみを長期間続けていると前歯が押されて飛び出してしまうことは知っている方も多いと思いますが、当然前歯に隙間があるのですから、食べ物は正しく飲み込むことができません。
(試しに少し口をあいたまま、つばを飲み込んでみて下さい。きっと大変です)

そして上下の隙間に舌を押しあてる癖がついて後に述べる異常嚥下(えんげ)癖へ移行してしまうことがあります。

 

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異常嚥下癖 【舌突出癖】

嚥下(えんげ)とは食べ物を飲み込むことをいいますが正しい嚥下の方法を覚えられずに成長し、乳児の時のお乳をしぼり出して飲み込むときの嚥下法を卒業していないお子様がいます。

乳児期の嚥下とは
母乳を吸うときに舌を前にもってきて乳首を舌と上あごの間にはさみ込み、下によるしぼり出しと、口の中を陰圧にすることで吸い出すのです。

つまり飲み込む時に舌を上下の歯列の間にはさみ込み、口の周囲の筋肉とオトガイ筋しか使っていないのです。
このクセがあると、咬む場所は奥歯ではなく前方にあり、口元だけでもそもそ咬んでいる様に見えます。

また、食べ物を飲み込む時も上下の歯は下唇の下に梅干しの様にギュッと力が入ります。食事中に口があいて舌が見え隠れしている様なら要注意です。この癖が続くと舌の力で前歯や横の歯が噛み合わずに開いてしまいます。

 

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舌小帯付着異常

鏡の前で口をあいて舌を上にあげると白い筋が見えると思います。その筋が短いと舌が上顎まで届きにくいなど、舌の運動が制限されることになり舌足らず発音になってしまいます。
ところで、ふだん意識したこともないと思いますが、皆さんの舌の先は今どこについていますか?


舌の正しい位置(スポット)の舌の先端は、上顎前歯の裏側のヒダにつき、舌の上面は口蓋(上あご)についてます。
矯正で来院される方は、年齢に関係なく、この正しい位置にない場合が多いようです。
舌は唇の後ろ、のど(気道)の前、上あごの下に位置し、
歯並びをコントロールする上で重要なポイントです。


 

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口呼吸

アデノイド(咽頭扁桃)、口蓋扁桃の肥大や慢性的な鼻づまりがあると本来の鼻呼吸ができず、口呼吸になってしまいます。
そして舌を呼吸のじゃまにならない様に低い位置に置いたり、口を開いて上下顎の間にはさみ、上顎前突や上下の歯が接触しない開咬の原因になるとも言われます。

また逆に歯並びが悪いために口唇が閉じられず、口呼吸が始まることもあります。
いずれにしても口呼吸をしていると歯並びの点からは発育期にある乳幼児や小児が一番影響を受ける為、鼻疾患があればその治療を優先して下さい。


 この他、唇を咬むクセ、頬杖、いつも同じ側を下にして眠る睡眠熊癖、猫背などの姿勢についても
 注意が必要です。

 以上の様な歯並びや骨格に対して影響を及ぼす習慣や環境については積極的に改善して
 あげなければなりません。
 これからは、お父さん、お母さんが、なんとなくおかしいのではと感じたら早めの受診で相談したり、
 4ヵ月から半年くらいの間隔で虫歯のチェックだけでなく見ていくことをお勧めします。

 

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